ギリシャの隅っこから、のんびり島暮らし、美味しい話、ギリシャ情報、お届けします。
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カテゴリ:ニシロス( 37 )
畑に義父の情熱を見た日。
五月中旬にこの記事を書いた時、実は畑の写真を撮ってきました。最近カメラをよく持ち歩いてる私を見て、

「...畑の写真は撮らないのか?」

っとガラにもなくちょっと寂しそうに聞くもんで 笑 いや、こちらこそ本当は撮りたかったんですよ。

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今日の写真は全部ですよ ^^;

一番大きな畑へ (3つあります)。

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トマト、今は収穫できます。

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ナス。

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ズッキーニ。ギリシャのは皮の色が薄緑でまだらな種類が一般的。

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キュウリは小振りで日本のとそっくり。

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いんげん。下の方は穫り尽くし、今は上の方から収穫してます。

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すべて無農薬、こういうのは見なかったふりして...

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バケツ一杯収穫。

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コレ...なんですか?育ち切ったレタスだそう。タネを穫って、乾かして来年撒きます。地道だなあ。

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オリーヴもすくすくと。

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すぐ隣には葡萄畑も。ドルマダキャ、食べ放題ですよ。この奥にはイチジクの木もあって、9月にはそれはそれはおいしいイチジクが穫れます。



店では、毎日毎日同じ自慢話に噂話、客の前でも大声でどなるは本当に落ち着きのない義父も、畑では超無口。なんだか目も穏やかな気がしました。

だいたい、70歳近くで暑い中13時間以上立ち仕事、その合間に畑仕事してる人なんてそうそういないでしょ 爆 ギリシャ人は、本当にタフ。

それでも続ける畑、彼の生き甲斐。畑に来ると心が休まる、という事を潜在的に自覚しているのかのよう。

仕事で1日中一緒にいるので義父の事知ってる気になってましたが、間違ってました。仕事以外の機会で人とふれあう事、大事ですね。職場だとその人の人柄より、仕事能力や肩書きしか知らない事、って多いですよね。仕事とプライベートじゃ全然人が違った、っていう経験、誰もあると思います。ストレスの多い環境で働くときこそ、同僚を知る、そして分かり合える仲間が増える、という事は仕事場でも心地よく働けるカギなのかもしれません。

...やさしく野菜に話しかけているように、人間にも話してください 笑 と心でつぶやきましたが ^^;


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by yetiherder | 2011-06-14 05:14 | ニシロス
サカナ〜魚だよ〜&宝くじ
ニシロスに店を構える魚屋はありません。

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ヤニス・オ・プサラス♪一番(若くて)フォトジェニックな漁師、ヤニス。

3人の漁師は皆三輪自動車で釣れたての魚を道端で止まりながら売ります。「ΨΑΡΙΑ ΨΑΡΙΑ!(魚!魚!)」と叫び声が聞こえたら財布を片手に家を飛び出します。

本日は
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赤いのは性転換する前のメスです
オウム魚にウサギ魚

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氷、ケチるのやめようよ ^^;
ダツ科のザルガナにΛΟΥΤΣΟΣ(ルーチョス)と呼ばれるカマスさん、ロブスター一匹にタイ科の魚諸々。

「ちょっと、〜ないの!?」
「網敷く所、間違ってんじゃない!?」

なんて皆に冷やかされてもこの笑顔。

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ちょっと黄昏れる。髪切れよ 笑

売り物にならない魚をいつもくれるんですが、生活大丈夫なのか心配になります 笑 魚好きの変な日本人、そして店でも地魚をたくさん仕入れているのでおまけしてもらってます。私の食生活、漁師に養ってもらってる、といっても過言じゃないですね ^^;

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こちらは漁師のステファニス、釣る魚の質がいい。無愛想で一見めっちゃ強面だけれど「もってけ泥棒!」的なのりの優しいおじさん。

なぜ人だかりができているかというと

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この10キロのΜΑΓΙΑΤΙΚΟ(マギアティコ)、カンパチ。

どの漁師も大型の魚が釣れるとくじにするんです。

高価なので一般家庭では買い手がいなく(おろして切り身を売るという事はありません)、飲食店でもこんな大型な魚を頼む太っ腹な裕福客はいません。で、一口1ユーロでくじを買い、当選者がゲットするシステムなんです。

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10口買ったけどやっぱ当たらん。当たった試しがない!仕組まれてるのか!?もともとくじ運悪いからか。それともこんな所で運を使い果たすな、という天からの声なのか... ^^;

行きつけの店に買った魚を持って行って調理してもらう、というのも田舎では可能です。他の料理も頼んで10ユーロくらい上乗せするのが相場でしょうか。お、こいつ知ってるな、と思わせてビールの一杯でもおごってもらって... てこれ前も言いましたね 笑

今日も新鮮な魚で大満足です♪

この三輪自動車、道の細いニシロスでは大活躍。到着した船からの荷下ろし、ゴミ収集、などなど。

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これはペンキ塗り車。

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酸性の不思議なペンキをさっと塗るとギリシャ特有のあの白い壁のできあがり。


↓16時間以上店にいる生活が続いてますが、やりがいのある毎日です。このブログもマイペースで更新していきますね、ヨロシクお願いします♪

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by yetiherder | 2011-05-27 06:30 | ニシロス
猫好きにささげます
義父の畑にまた行きました。今年一番の暑さで一気に日焼けしました。

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腹減ったにゃん

義父は島でも有名な猫狂い。畑、家、道のいたる所にいる猫達の世話をしています。義父のバイク、車の音を聞きつけて猫が集まる様は、猫アレルギーの私、そして島が被る猫の被害を考えると複雑な心境です。

まあ結局、人間が悪いんですけどね。

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だから、そんな目で見ないで下さい。

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出産期のねこたち。生まれたてのが4匹いました。目も開かないで一日中寝ている子猫ちゃんたち。これは卑怯なほどかわいい... バイクが多いニシロスでは、道でひかれている子猫もたくさんいます。

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ギリシャのどこへ行っても野良猫はいるけれど、この島ほど猫の多い島も珍しいはず。ニシロスの野良猫たちは、片目がつぶれていたり、盲目だったり、足が1足なかったり、ブサイクな猫ちゃんばっかです。義父はそんな猫達を集めて世話をしてるんです。警戒心が強い猫達も義父の手にかかるとこの様子。最低給料が700ユーロのこの国で月に500ユーロを猫に費やしている様子。自分の金で何しようと人の勝手だけれど、それで金がない、とか言われてもね... 汗 ああ複雑。

畑の写真、撮ってきたのでその様子はまた次回お伝えします。

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仕事からそのまま行ったにしても、履いて行く靴のチョイスが悪すぎ 笑 写真じゃよくわかりませんが砂埃でじゃりじゃりになりました。サンダル焼け... 太陽の国、ギリシャでは避けられないでしょ ^^;

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by yetiherder | 2011-05-23 06:56 | ニシロス
地震がありました。
昨夜火山の記事をかいたばかり。恐ろしい偶然です。
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震源地はニシロスから9キロほどの海底、M5.1。

詳しくはこちらで(英語)

私の住むマンドラキはたいした被害がありませんでした。震度3くらいだと思います。朝の9時50分、レストランでコーヒーを飲んでいたらいきなりグラッと強く揺れその後は1分も揺れませんでした。

キッチンから出てきた義父が一言、「薬飲み過ぎたかな、なんかくらくらする」

...って地震ですよ、おとっつぁん 爆笑

震源地に近いパリの港町では窓ガラスが割れたり被害がありましたが、津波はなく、負傷者もいませんでした。
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見ての通り、マンドラキは海ギリギリに建てられているんです。我が家も海から数メートル、津波が来たら正直終わりです。

その後はもう過去の地震の話で持ち切り。

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アスクレピオンの遺跡、コス島
1933年にコス島の中心、コスタウンが壊滅し178人が亡くなった大地震。震源地はニシロスとコス島のあいだ(コス島をサンドイッチするように北と南に海底断層があります)でM6.6。

この地震を経験した90歳のダンナの祖母いわく、

「畑にいたらシリモチついたのよ、怖かった〜」... オンナは強い...

1981年にM6.7の地震がアテネを襲った時。お土産屋のおっちゃんが鼻息を荒くして語ります(日曜日はお客が少なくて暇なんです)。

「タヴェルナのウェイターでギリシャ風サラダをお盆に乗せて持って行ったらさ、上にのっけたフェタが震動で床に落ちちゃって。地震でパニクってて誰もみてなかったからまた乗っけてそのまま出しちゃった」

...返事のしように困りました。

1996〜97年にニシロスでは毎日ずーっと揺れている、という時期があったそうです。そのとき義母は建物の中に籠っているのがこわくって1週間ほどレストラン(客席は外です)で野宿したとか。

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1999年、アテネから17kmが震源地のM6.0の地震は経験した方もいられると思います。うちのダンナはアテネでタクシーの運転手をしていました。空港にお客さんを連れて行く最中でしたが、それよりも2日前に生まれたばかりの病院にいる息子が気がかりだったそうです。

ちなみに横浜にいる実家の父は3月の大地震のその瞬間、その日買ったテレビを接続中。テレビを片手に祖父が集めていたコケシ(数十体あって、結構不気味。)を守るのに必死だったそうです。

笑い事では決してないですが、こういう瞬間にその人の人柄が現れると思いますね。その瞬間、何を考え、誰を想い、どんな行動をとるか。例えば海外のニュースでも、東京のスーパーで困惑しながらも棚に並ぶお酒が落ちないように手で押さえている店員さんの映像が流れ、(それだけじゃないですが)落ち着いた日本人の対応が褒められていました。

...今年から雇っているルーマニア人の女の子は地震経験はコレが2回目(2週間ほど前にクレタ島沖で地震がありました)。

「地震、好きじゃない。(私に向かって)次はいつ起こるの?」

...予知できたらニシロスで食堂なんてやってないって 笑

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by yetiherder | 2011-05-09 04:31 | ニシロス
ニシロスと言えば、火山!
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これだけはギリシャで一番!と誇れる物があるとすれば、それはカルデラです。他に火山で有名な場所はギリシャではサントリーニですが、火山に関してはサントリーニより地層学的にも地球物理学においても個人的には興味深いです。

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こうやってみると島がカルデラを中心にドーナッツ状になっているのがわかります。上の大きな島はコス島です。

タイトルの自己紹介にも書いてますが、もともとニシロスに来たときは火山研究者のはしくれでした。火山学と一口に言っても全く別の分野の研究をしていたんですが、なんせ「エーゲ海の島だし一回は行ってみたいな〜」と言う軽い気持ちで教授に連れてってもらったら結局居座ってしまったのです ^^;

あんまりオタクな事を書くとすぐ眠くなるzzzと思うのでサクッと書きますね 笑

約15万年前の海底噴火によりニシロス島は誕生し、約2万年前の噴火によってカルデラ(要するに噴火の勢いで地上が陥没し穴があいた状態です)ができたと考えられています。カルデラ(クレーターが5つほどあります)の全直径は3.8キロ、島の直径は8キロほどです。

その後何度か水蒸気爆発を繰り返し、現在は「休眠中」です。システムの中に水があると地層の変化が激しくいろいろ時代の特定が難しくなるのですが、それもまた面白みの一つ。カルデラの雰囲気的には箱根の大湧谷とちょっと似ています。穴がポコポコ開いていてそこから水蒸気と硫黄、ミネラルの化合物が吹き出しています。

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現在地下数十センチは100度以上、マグマの深さは3〜4kmと浅く、地下1.7キロでは500度以上に達します。硫黄が結晶化して黄色くなっているの、わかりますか?めっちゃ臭いです 笑 

ココで注意!

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直径150〜200mのクレーター、ステファノスクレーターは入る事ができますが、近年足場が悪く火傷を負う観光客が増えています。クレーターを歩きたい方は是非ブーツを(運動靴は平気ですがサンダルは駄目です!)着用して下さい。クレーターまでくだる道も足場が悪いので。そして、薄い氷の上を歩いてる感じがしたら(行けばすぐ分かります)その場からゆっくり離れてください。

もう一つ。何があってもクレーター内で座っては駄目です。水蒸気に混じって出ている硫黄化合物は(体の)水分と反応すると強力な酸性になります。一緒にいった研究者の女の子は重労働に疲れうっかり座ったらズボンのケツに穴が...男性陣はうれしそうに笑っていましたが。私も座りませんでしたが、砂埃の被る靴下は穴があきまくり、汗をかいたTシャツは洗濯したらケミカルジーンズのように。外した銀の指輪を迂闊に一晩岩の上に忘れて置いたら翌日真っ黒になってました。

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これはGPSを正確に(±2〜3mm)測る機械。火山の活動を計るにはそれの基準になるものが必要です。島中に5カ所ほどベースステーションを置き、一日に2回計測します。

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同様に地震データもベースステーションを設けて測ります。この機械、空港の手荷物チェックでひっかかって大変でした。

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これがまた面白い。排水パイプで作ったシンプルな機械。軍隊などが使用する周波数の低いラジオ周波をキャッチし、それにかかる電磁波、またそれがコイルを通じて作り出す電流を測ります。地層の作りや素材、水分の変化によって電流が変わります。

その他にもクレーター内外の土の抵抗率などを測ったデータ、地層のデータなどを照らし合わせ

「一体地下では何が起こっているんだ」
「マグマの深さはどのくらいか」
「地震があったらそれは何が原因なのか」
「どのくらい活発なのか」

ということを予測する、というのが研究の目的です。

...あ、もう寝てます?

この辺でやめときます。

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地層学者もいたため、道端で止まっては地層を見る、というのもこの研究の特徴でした。左端でどうでも良さそうに見ている自分ですが、単に地層学は全く無知だから エヘ

たかが岩、されど岩。一欠片から集められる情報の数々は聞いていてお見事!としか言いようがありません。でも人間もそうですよね。一つの仕草からその人の人柄が見えてくるのに似ています。

これは、この堆積物が火砕流によるものか、噴火した灰が雨や洪水によって流されたものか、噴火で直接堆積したものか議論してる所(約30分!暑かった!!しかも最初の10分しか分からなかった 笑)。

Work hard, play hard!がモットーだったニシロスの研究旅行。

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食って飲んで。これは大学3年生の卒業研究旅行も兼ねた年でした。

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泳いで。

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歌って。左のギターが教授、右はダンナのいとこ。

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...また飲まされて飲んで♪

明るくなるまで飲んだら朝の8時にはまたクレーターに集合、日が暮れるまで硫黄に燻されるという、過酷なスケジュールでした。


たった3〜4年前の話。でも、まさか結婚してこの島に住み着くなんて想像もできなかった頃の話です。

ニシロスにいらしたときは、ぜひ火山を見にきてください。

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by yetiherder | 2011-05-08 08:50 | ニシロス
サイン作り、パスハの終わり など。
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今日は島で一番重要なアイコンが島中の家を回る日です。朝早くに山の上の村ニキアから始まり、最後にマンドラキの町までおりてきます。我が家は最後の方、夜の9時前にやってきました。手前の赤いトレーナーの男の子、アイコンを床に置くぼろ切れを運ぶ係。他にも消毒液で皆がキスするアイコンを拭く係の子供もいて思わず綻んでしまいます。十字を切ってアイコンにキスをします。このアイコンの乗ったバスを誘導するように島中の車、バイクがニキアの村に集まり、時速10キロ以下で「プップ〜」と鳴らしながら山をくだるのですが、今年はパスハが遅かったので私たちは参加しませんでした。そして今日のマンドラキの静かだった事...

今現在(夜11時半)島中の爆竹がバンバン、教会の鐘はディンドン、イスラムのモスク並みのボリュームのお経がラウドスピーカーから流れ、バイクが騒音をたてて行き来し、すごい事になっています。爆弾級爆竹の影響で一部では電線が切れています。これでパスハのどんちゃん騒ぎもクライマックスです。
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そういえば飛んだ勘違いをしていました。土曜の深夜に灯されたエルサレムからやってくる聖なる火。5日遅れでやっとニシロスに昨日やってきました。土曜に灯していたのは昨年の物だそうで。ニシロス、遅すぎっ!

そんな今日、私は
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こんなロシア語のサインを作ったり...
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こんなのも描いたり。ウチのサインは基本英語とドイツ語です。観光客がほとんどだからです。

義父は看板狂い。デーンと看板があれば人が寄ってくると思ってるんです。去年一昨年なんてひっどい看板で(苦笑)、ネパールの田舎よりもひどいものでした。どっかで拾ってきた古い木窓にでっかくハンバーガーって書いたのとか。スペル間違えてるし。ここはシャンティタウンか!?と思うくらい^^; 安い料理を出す店には見えても、おいしい料理を出す店には見えないというか。義父は使う肉もこだわってるし伝統的なギリシャ料理はとてもおいしくきれいに作るのに、だっさい看板のせいで売れないのは腑に落ちないではないですか。

その思いが少しは通じたのか、看板の数も大分減らしました(でも2個か)。本当にこんなに必要なのか!?と思う...ま、減らせないならせめてできるだけステキな看板にしたいですよね。ちょこちょこ描くのは好きなので上達したらまたいろいろ描きたいです。練習あるのみ。
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by yetiherder | 2011-04-30 05:48 | ニシロス
ΧΡΙΣΤΟΣ ΑΝΕΣΤΗ (フリストス アネスティ)
復活...
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...さっそく手が赤くなりました。この皿は食べても食べても卵がなくならない、魔法の皿です 爆

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昨夜、奇跡の1ショット。教会は煙で見えません。12時、鐘が鳴り響き、中ではエルサレムからはるばるやってきた聖なる火をろうそくにともす人でごった返しています。爆弾級のもの、今年は不況だし少なめかな、と思っていたらいつも通りでした。空気の振動を肌で感じるって、結構すごいですよね。

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ブリオッシュのようなギリシャの復活祭パン、チュレキも作りました。昨日の午後作り始めたらあら、イーストが足りない 汗 ピザ作ったの忘れてたよ〜 店はもう閉まっているし。粉を少なめで作りましたがやはりふくらみがイマイチでした。

左上から、イースト、あたためた牛乳と小麦粉を混ぜ、40度で30分寝かせます。右上はチョコレートの詰め物。左下のねじってあるのがチョコレート、編んであるのはレモンの皮、マスティハとmahlepi風味。
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このmahlepiですが、この地域やアラブ地域で焼き菓子に使われるスパイス。ある種のサクランボのタネの中身です。melocotonさんのアサフェティダじゃないですが、また使い道のすくないスパイスで 汗 実は風味もあまり好きではありません。とても説明しがたい風味です。

ニシロスの復活祭どんちゃん騒ぎは、まだまだ続きます。
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by yetiherder | 2011-04-24 22:41 | ニシロス
イースターの困り者。
用事があってコス島に行ってきましたが、すでに観光客もちらほらいて今シーズン期待が持てます。

もうすぐ復活祭ですが、この時期ニシロスではとても困る事があります。

それは爆竹
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法律では禁止されていますが、警察の目がきびしくないニシロスでは普通にバンバンなってます。一般的なのはこのマッチ爆竹と言われるもので、端っこを安全マッチのこする部分で擦り投げます。歩いていたら近くに投げられたり、子供がいたずらでゴミ箱に入れてゴミ箱が燃えたり、歩いているのもどきどきハラハラです。

復活大祭前夜の土曜、教会にろうそくを持って集まる人々と共に、教会をぐるっと囲む塀沿いに島の男たちが並びます。静粛な式が中で行われる中、周りで爆弾級の爆竹を投げます。一つ投げるたびに耳を塞ぎ、次から次へと1時間ほど続きます。一つ100ユーロする物もあるこの爆竹、石垣の塀が壊れるくらい激しい物もあり(っていうかもう爆弾ですね)、ケガ人がでないのが不思議なくらいです。
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土曜の深夜、復活大祭を迎えるとともにこの広場のバーに繰り出すのですが、そこでもマッチ爆竹をバー同士で投げ合う合戦が始まり、一晩中落ち着く事はありません。これは翌日も続きます。そして町中に爆竹の殻、使い古したマッチの箱や使われてないマッチが道端にもたくさん...

2年前初めてこの時期にニシロスにいてこれを経験した時「来年はいかない!うるさいし」とダンナに言うも、この日は許されません。爆竹の騒音の中じっと耳を塞いでいるか、教会に行くかのチョイスだと、私の場合はどうしても前者になります 汗 

今年はカメラを持って行こうと思ってますが、両手が耳でどうやって写真を撮るか検討中です 笑

ところで、昨日コス島から帰ってくる船の中に全員スキンヘッドで筋肉質の4人組が船に乗っていました。軍の人たちかなあ、などと話していたら実は私服警官でした。港町のパリで爆竹を売っていた地元の若者が逮捕されたそうです。ニシロスで逮捕なんて数年に一回の話、島はこの話題で持ち切りです。

「今年のパスハは静かかもね〜」なんてほっとしたのもつかの間、コス島に爆竹を買い出しにいく人もいれば、島でも他にも売っている人はたくさんいるそうです。

ギリシャの他の地方ではどんなパスハなんでしょうね...
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by yetiherder | 2011-04-14 20:00 | ニシロス
ロードス島はきれいでした。
予想通り、やる事やって親戚、友人に会っていたらあっという間に帰って来てしまいました。

初日は汗ばむ陽気、2日目は湿度が高く、蒸し暑くて夜には雨が降り出し、朝帰りの船は大シケでした 涙 カタマランと呼ばれる高速船、水の上を滑るようで速いのですが海が荒れると酔う人には大変辛いようです。

それでも空き地や道端、すべてが野菊で被い尽くされているロードス島はとってもきれいでした。写真を撮る暇がなかったので、カタマラン船の機内誌の写真の写真でお送りします 汗
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ロードスのお城。本当にきれいです。イタリア建築が多く残っています。
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蝶の谷。ロードス島は島ですが淡水もあるんですよね。そして夏には蝶で溢れるそうです。

他にもリンドスや数知れぬ美しいビーチの数々、ため息がでるほどです。
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こちらは帰りに寄港したハルキ島。小さい島で、後ろに見えるのが島で唯一の町(集落)です。カラフルな家がまたイタリア建築的です。この島で養殖されているドラダという鯛の一種(gilthead sea bream)をうちのお店では出しています。
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こちらもハルキ。とても整った町並みなんですよね。同じ島でもどうしてニシロスはゴミゴミしてるのかしら。
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毎年ニシロス婦人会がハルキに日帰り旅行に行き、義母も行くんですが、今年は行こうかなあ...でも平均年齢70、って感じなんですよね... 笑
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こちらはロードスから近いシミ島。美しすぎます。
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ニシロスもいいカメラマンにかかればここまで美しいんですけど、かなわないなあ...ちなみにここは丘の上にあるお城の跡地です。義母が小さい頃は発掘も進んでいなく、それは古いコインなども落ちていたそうです!
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話は変わって、昔はアーモンドの産地だったニシロス、実を付けています。

アーモンドは食用のスイートなのと加工用のビターがあるのでどれでも生では食べれませんが、スイートのはこの時期の珍味です。小さい方がおいしいですよ。味は...生のアーモンドとしかコメントできません 笑
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中はこんな感じです。シャクっとした歯触りのと中がトロっとしたのがあります。こんなのをつまみながら軒先で刺繍をしているおばあちゃんをよく見かけるこのごろです。
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by yetiherder | 2011-04-02 05:51 | ニシロス
Sirocco(シロッコ)の吹く日
南ヨーロッパにお住まいの皆さん。風がすごいですね。ニシロスはこの通り。
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サハラ砂漠から吹くシッロッコは、雨と生温かい強風をもたらします。

裏の家の庭。夏以外は住まれていないこの家のバナナ、実がなり始めていたのですがこの通り。狙ってたのに〜
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びびりまくり猫達は仲良く雨宿り。
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北から吹く強風とは違い、風向きのすぐ変わるこの気まぐれ風が吹く時、船の発着はとても難しく、今朝も船は立たず、観光船もキャンセル。ということは仕事もない人がほとんど。

こんな日は家に籠る、がニシロス的生活。
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by yetiherder | 2010-10-19 15:33 | ニシロス